CT
当院では同時に16断面の撮影ができる16列マルチスライスCTを導入しております。 質の高い画像診断が可能で、病態をより精密に把握できます。 2~3分の短い時間で病変があるかどうかわかります。
3DCT
3次元として画像化して診断に利用します。解像力が高くいろんな画像処理が可能です。
血管などをそのまま立体化して観察します。
MRI・MRA
撮影時の騒音を飛躍的に小さくした機械です。 鮮明な画像は脳梗塞・動脈瘤や腫瘍などの早期発見や脳ドックに威力を発揮し病態を精密に把握できます。
VSRAD advance 2
早期認知症の診断指標としてエーザイ株式会社提供による「VSRAD advance 2」というソフトを使用しています。MRIの専用撮影画像を使用して画像処理を行い認知症指標の数値化を行っています。年齢は55歳以上から適用となります。なお、当院ではアルツハイマー型認知症(AD)とレビー小体型認知症(DLB)の鑑別診断を支援する参考指標を追加した「VSRAD advance 2」を佐賀県内の医療施設では最初に導入しています。
心電計
撮心臓の活動に伴う微細な電気信号の変化を心電図としてとらえるための医療機器。
痛みを伴うことなく、簡便に検査できます。
脳波計
頭部に電極を固定してゆったりと椅子に座っていただき、脳が活動するときに出される微弱な電流を計測・記録します。
てんかん、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、薬物中毒による意識障害などの診察に用いられることが多いです。
眼底カメラ
眼底(網膜)を検査することで、網膜に関する疾患の有無を調べます。 眼底は、高血圧や糖尿病・動脈硬化があると異常が出やすい場所です。
眼底カメラ検査では目に強い光を当て、眼底(網膜)の血管の大きさや走行、出血や網膜剥離の有無などを調べます。
聴力検査
聴力の低下には、
【伝音性難聴】
外耳から最後の内耳の前までの間の音を伝えるところの障害で、鼓膜の異常や、音を伝える耳小骨の異常など。
【感音性難聴】
最後の音を感じる内耳の障害です。高齢によるものや、騒音性難聴など。
があり、加齢や騒音による聴力低下は、一般に人の会話域をはずれた高音域からはじまり、下図に示したように進行します。したがって当初は気付かない事が多く、気付いたときにはかなり進行し、しかも治りにくいという特徴があります。
聴力検査は、なるべく早く聴力の低下をみつけ、日常生活の安全を守り、かつ早期に病気を発見し、また予防するために行うものです。
骨密度測定装置
計測時間が、GE製超音波踵骨測定装置では最速の約10秒と、従来機種に比べて4-6倍短縮されたことにより、スムーズに骨粗しょう症検査の実施が可能です。
超音波診断装置(エコー)
ゼリー状のケラチンを検査部位の表面に塗ってプローブで体の中の情報(臓器の形態・血流血管の情報)を画像化してリアルタイムに診断します。
腹部全般、心臓の検査だけでなく、当院では心臓や頸動脈に血栓(血のかたまり)ができていないか検査を行います。
検査時間は5分から10分程度で行えます。
血圧脈波検査装置(CAVI)
血管の硬さや詰まり具合を測定し、動脈硬化の進行度を知ることができます。
四肢の血圧を同時に計測し、痛みはなく、所要時間は5~10分程度です。
動脈硬化はさまざまな病気の引き金となるため、非常に大切な検査です。
誘発反応検査(ABR)
手首または足首の神経に微弱な電流を与え、それにより誘発される体性感覚神経の反応を調べる体性感覚誘発電位と、耳から音刺激を与え、それによって誘発される脳幹(脳の一部)の反応を調べる聴性脳幹反応があります。
また、聴性脳幹反応は聴力障害や脳幹障害の診断に用いられます。